今日は GC.stat_heap の返す Hash の項目の追加や拡張ライブラリ openssl の例外のエラーメッセージの強化、標準添付ライブラリ net/http の小さな最適化、bundler の修正などがありました。
[300bc14589] Peter Zhu 2023-08-14 18:04:39 UTC
GC の rdoc 用コメントの不要な cross reference 抑制や GC::INTERNAL_CONSTANTS の説明の追記。
[2498140777] Peter Zhu 2023-08-14 18:04:55 UTC
GC.start の rdoc 用コメントの説明追加。
[01f74b2852] Peter Zhu 2023-08-14 18:06:03 UTC
GC.stat_heap の rdoc 用コメントに返す Hash のキーについての説明を追加しています。
[2f57db6c77] Peter Zhu 2023-08-14 18:08:31 UTC
GC.stat_heap の rdoc 用コメントの memory pool という語彙を heap と改名しています。
[9acc73d7c5] Alan Wu 2023-08-15 14:08:48 UTC
YJIT の引数の扱いの修正みたいです。 https://github.com/ruby/ruby/pull/8220
[b76c2ec005] Nobuyoshi Nakada 2023-08-14 13:28:19 UTC
GitHub Actions の表示の畳み対応で [group]/[endgroup] を使ってたのを ::group::/::endgroup:: という記法を使うようにしています。
[6066f8d337] Nobuyoshi Nakada 2023-08-15 11:05:22 UTC
GitHub Actions のセットアップ用の独自 action の実装でタイムスタンプファイル .rbconfig.time の作成のファイル名を typo していたのを修正しています。
[d9d4ae511a] Nobuyoshi Nakada 2023-08-15 09:31:37 UTC
configure でも出力を GitHub Actions での表示で折り畳みするための出力を追加しています。
[8c5b9ebf71] Burdette Lamar 2023-08-15 18:43:58 UTC
rdoc 用コメントでクラス名のエスケープを削除しています。 https://github.com/ruby/ruby/pull/8221
[0f94e65359] Peter Zhu 2023-08-14 15:24:50 UTC
GC.stat_heap の返す Hash に項目 :force_incremental_marking_finish_count というのを追加して対象の heap に空 page がない時のカウンタを返すようにしています。
[e6e23b92e3] Steve Loveless 2023-06-27 05:04:24 UTC
yarp の同期、みたいですが GitHub Actions の workflow の追加のみされています。この workflow ruby 本体で必要なんだろうか?
[efd611ceb6] Takashi Kokubun 2023-08-15 20:54:13 UTC
やっぱりミスだったみたいで e6e23b92e3019e27471c9bf7a97db5f95e7a9a29 の yarp の同期は revert されています。
[47b1a52826] Nobuyoshi Nakada 2023-08-15 15:53:39 UTC
d9d4ae511a692568af4638e3fb88dbfdcbcba19b の configure での表示の折り畳み対応の続きでセクションのまとまりのため一部のチェックの場所を移動しています。
[8d985b1855] Takashi Kokubun 2023-08-16 00:07:17 UTC
AppVeyor の設定で指定している Visual Studio のバージョンにコメントで人間にわかりやすいバージョン名を付記しています。
[0300ea5a6c] Josh Nichols 2023-08-13 16:55:29 UTC
標準添付ライブラリ net/http の Net::HTTPHeader#content_type でメソッド呼び出しの繰り返しを防ぐため結果をローカル変数に入れる最適化。
[8d04260acd] Josh Nichols 2023-08-11 19:57:35 UTC
標準添付ライブラリ net/http の lib/net/http/header.rb の magic comment frozen_string_literal を false から true に変更しています。
[2fbd8dca18] Josh Nichols 2023-08-11 22:02:57 UTC
標準添付ライブラリ net/http の lib/net/http/generic_request.rb の magic comment frozen_string_literal を false から true に変更しています。一部破壊的変更が必要な文字列は String.new で作るようにしています。
[4165ec91d8] Josh Nichols 2023-08-11 23:04:18 UTC
標準添付ライブラリ net/http の lib/net/http/response.rb の magic comment frozen_string_literal を false から true に変更しています。一部破壊的変更が必要な文字列の対応をしています。
[4d21134f3f] Josh Nichols 2023-08-12 16:19:50 UTC
標準添付ライブラリ net/http の残りのファイルも magic comment frozen_string_literal を false から true に変更しています。
[70da92cdf7] Josh Nichols 2023-08-14 15:17:00 UTC
標準添付ライブラリ net/http で破壊的変更が必要な文字列のリテラルに String#@+ を追加して dup するようにしています。
[ea321a654d] Josh Nichols 2023-08-14 15:17:45 UTC
標準添付ライブラリ net/http の破壊的変更が必要な空文字列の作成に String.new を使ってたのを +'' に変更しています。
[ae68a8df58] Josh Nichols 2023-08-15 17:30:53 UTC
標準添付ライブラリ net/http で文字列の連結を文字列への式埋め込みを使うように変更。連結する文字列のほうでどっちみち埋め込みを使ってたのでこのほうが中間オブジェクト数が減らせるので。
[af67ced3b0] Josh Nichols 2023-08-15 17:31:43 UTC
標準添付ライブラリ net/http で文字列オブジェクトへの破壊的追加をしていたところを文字列リテラルの parse 時の連結を使うようにリファクタリング。
[66a70582f4] Kazuki Yamaguchi 2023-06-07 06:52:52 UTC
拡張ライブラリ openssl のインデントの修正のみ。
[cb344e4e25] Kazuki Yamaguchi 2023-06-07 07:01:01 UTC
拡張ライブラリ openssl の例外のエラーメッセージの強化。
[4465941e68] Kazuki Yamaguchi 2023-06-07 07:15:29 UTC
拡張ライブラリ openssl のテストの証明書検証エラー時のエラーメッセージのチェック方法を変更しています。 0b303c683007598a31f2cda3d512d981b278f8bd でチェックを緩めてたのを revert しています。
[4541cd4cba] Kazuki Yamaguchi 2023-06-29 11:26:06 UTC
拡張ライブラリ openssl の rdoc 用コメントの pass phrase という語彙を password に変更しています。
[fae6fd07fe] Kazuki Yamaguchi 2023-06-28 03:10:50 UTC
拡張ライブラリ openssl の rdoc 用コメント内のコード片で Kernel#open を使ってたところを File.write などを利用するように変更しています。また OpenSSL::PKey::PKey#public_to_pem, #private_to_pem メソッドを利用するようにしています。
[0eaee5c000] Kazuki Yamaguchi 2023-06-28 03:09:27 UTC
拡張ライブラリ openssl の rdoc 用コメントの強化。
[8dd5c20224] Jun Aruga 2023-05-03 18:48:34 UTC
拡張ライブラリ openssl の extconf.rb で --with-openssl-dir オプションで指定されたディレクトリが存在してなかった時のエラー処理の対応を追加しています。
[01d368e7b0] Kazuki Yamaguchi 2023-08-09 17:45:15 UTC
拡張ライブラリ openssl で OpenSSL::SSL::SSLContext#setup の実行時に証明書ファイルの特定に失敗した時に警告を出すだけだったのを例外を発生させるようにしています。 https://github.com/ruby/openssl/issues/649
[382b42be94] Kazuki Yamaguchi 2023-07-01 12:55:31 UTC
拡張ライブラリ openssl のテストで例外メッセージのチェックをするのに assert_raise_with_message という assertion メソッドを利用するようにしています。
[12bdacdca5] Kazuki Yamaguchi 2023-07-01 12:53:38 UTC
拡張ライブラリ openssl の例外発生時のエラーメッセージに追加で取得できる情報も埋め込むようにしています。
[8ca0d53fd0] Jun Aruga 2023-08-14 15:13:22 UTC
拡張ライブラリ openssl のテストで OpenSSL::OPENSSL_VERSION_NUMBER 定数を参照してリンクしている OpenSSL のバージョンで分岐していたところを専用の openssl? メソッドを利用するようにリファクタリングしています。
[f5ca8d0e31] Jun Aruga 2023-08-09 18:35:01 UTC
拡張ライブラリ openssl のテストで FIPS モードのテストを skip する処理を専用のメソッドに切り出しています。
[f1df062944] Jun Aruga 2023-08-14 14:02:42 UTC
拡張ライブラリ openssl の OpenSSL::OPENSSL_VERSION_NUMBER と OpenSSL::LIBRESSL_VERSION_NUMBER の rdoc 用コメントの強化と追加。
[86492fca65] David Rodríguez 2023-07-12 08:58:27 UTC
bundler の依存関係解決処理のループ回数を減らすリファクタリング。
[6bc63ab9bb] David Rodríguez 2023-07-12 09:15:10 UTC
bundler の依存関係解決処理のリファクタリング。
[002165f8fe] David Rodríguez 2023-07-12 10:38:44 UTC
bundler の依存関係解決処理のリファクタリング。
[c57ab646cb] David Rodríguez 2023-07-13 10:47:46 UTC
bundler の依存関係解決処理のリファクタリング。
[7bb3e637ff] David Rodríguez 2023-07-13 10:48:05 UTC
bundler の依存関係解決処理のリファクタリング。
[e92ace6be7] David Rodríguez 2023-07-21 18:20:07 UTC
bundler の依存関係解決処理で rescue 節の不要な例外指定の削除。
[4a3777bf6b] David Rodríguez 2023-07-21 18:30:41 UTC
bundler の依存関係解決処理のリファクタリング。
[2e04336b67] David Rodríguez 2023-07-21 19:01:58 UTC
bundler の git リポジトリ指定による gem の同値チェックの修正。
[c076ac8a5f] David Rodríguez 2023-08-10 18:38:07 UTC
bundler のテストで使うユーティリティで認証失敗時の HTTP レスポンスのステータスに 403 を使ってたところを 401 に修正しています。
[e678affe70] David Rodríguez 2023-08-10 15:23:32 UTC
bundler のインデックス生成時の例外捕捉に BadAuthenticationError 例外も追加しています。c076ac8a5f5cc2850ac59bc2239354c33fc05961 のテスト変更と同じくサーバーが認証失敗時に 401 を返す可能性があるのに対応するためでしょう。
[fe240b672b] David Rodríguez 2023-08-10 19:37:15 UTC
bundler の例外クラス Bundler::Fetcher::AuthenticationForbiddenError というのを追加してインデックス作成時の HTTP ステータスの 403 Forbidden に対応するようにしているようです。
[0982c5fa00] yui-knk 2023-08-09 02:55:19 UTC
同梱している Lrama を upstream から v0.5.3 をマージしています。
[5a40f7db54] Stan Lo 2023-08-16 10:13:41 UTC
irb の構文解析に関する処理の一部を IRB::Statement クラスに分離するリファクタリング。 https://github.com/ruby/irb/pull/682