今日は主に拡張ライブラリ win32ole の定数をトップレベルに定義していたものを WIN32OLE の配下にネストさせる変更や rubygems に uri を vendoring する変更などがありました。
[c166615837] Masato Nakamura 2024-01-28 12:38:47 UTC
標準添付ライブラリ reline の gemspec ファイルに spec.metadata の設定を追加しています。 https://github.com/ruby/reline/pull/638
[853bcf65c7] Nobuyoshi Nakada 2023-12-31 07:07:31 UTC
拡張ライブラリ win32ole の WIN32OLE::VARIANT というモジュール名を WIN32OLE::VariantType に変更しています。元の名前も別名として定数に代入しておいてあるのでこの定数を参照している既存のスクリプトも NameError にはならないと思います。
[1bc48684cd] Nobuyoshi Nakada 2023-12-31 07:38:03 UTC
同じく拡張ライブラリ win32ole の WIN32OLE::Typelib というクラス名を WIN32OLE::TypeLib に改名しています。こちらは古い名前を残してないのでもし参照していたら NameError になると思います。もともとトップレベルの WIN32OLE_TYPELIB という定数に別名を持っているのでこちらを使ってたら問題なさそうですが。
[baef72da36] Nobuyoshi Nakada 2023-12-31 07:49:09 UTC
拡張ライブラリ win32ole の rdoc 用コメントで全体的に call-seq に receiver の WIN32OLE を表記していたのを削除しています。またマークアップの修正もしています。
[1e2d088dd3] Nobuyoshi Nakada 2023-12-31 08:02:58 UTC
拡張ライブラリ win32ole でドキュメントや例外メッセージで WIN32OLE_TYPE とか WIN32OLE_METHOD といったトップレベルの定数のほうを書いていたのを WIN32OLE モジュールの名前空間配下の定数のほうを表記するようにしています。
[8af4ef30e5] Nobuyoshi Nakada 2023-12-31 08:07:42 UTC
拡張ライブラリ win32ole の WIN32OLERuntimeError および WIN32OLEQueryInterfaceError という例外クラスを WIN32OLE::RuntimeError や WIN32OLE::QueryInterfaceError のように名前空間にネストした定数名を使うようにしています。これも古い名前の定数も別名として残しています。
[bd6f983403] Nobuyoshi Nakada 2023-12-31 02:45:56 UTC
拡張ライブラリ win32ole で WIN32OLE_TYPE や WIN32OLE_TYPELIB などのトップレベルの定数ではなく WIN32OLE の名前空間配下の定数のほうを参照するようにスクリプトやテストを修正しています。
[703ad99bf8] Nobuyoshi Nakada 2023-12-31 08:40:32 UTC
拡張ライブラリ win32ole のサンプルスクリプトで文字列の末尾の文字をチェックするのに String#[] と比較を使ってたのを String#end_with? を利用するようにリファクタリングしています。
[3ad54239b5] Nobuyoshi Nakada 2023-12-31 08:44:20 UTC
拡張ライブラリ win32ole のサンプルスクリプト群を ext/win32ole/sample/ の下から sample/win32ole/ の配下に移動しています。
[8074525b2b] Nobuyoshi Nakada 2023-12-31 09:24:59 UTC
拡張ライブラリ win32ole でトップレベルに OLEProperty というクラスを直接定義していたのを WIN32OLE::Property と名前空間をネストさせたところに定義するようにしています。内部的なクラスなので古い名前は残さず、win32ole 内での参照のために WIN32OLE::VariantType::OLEProperty という別名を定義しているようです。
[5ac9c8f01b] Nobuyoshi Nakada 2024-01-28 15:27:05 UTC
拡張ライブラリ win32ole の rdoc 用コメントの call-seq の不要な空白除去。
[6bbbfb4629] David Rodríguez 2024-01-15 15:59:09 UTC
bundler の vendoring している net-http-persistent から require する uri をこれも vendoring している vendoring_uri をロードするようにしています。
[d64d0b5423] David Rodríguez 2024-01-15 19:51:02 UTC
rubygems 内に uri.gem を vendoring するようにして内部ではこの Gem::URI を利用するようにしています。
[f3123f8af2] David Rodríguez 2024-01-15 19:51:35 UTC
bundler からも rubygems に vendoring されている uri.gem の Gem::URI を利用するようにしています。
[5f9c120073] David Rodríguez 2024-01-25 15:44:08 UTC
bundler のテストで uri.gem への依存のために必要だった処理? を削除しています。
[5a884c2e00] David Rodríguez 2024-01-25 15:46:29 UTC
bundler のテストに rubygems への vendoring した uri を使ってることを確認するテストを追加しています。
[2956d3a511] Hiroshi SHIBATA 2024-01-29 03:18:26 UTC
lib/rubygems/vendor/uri/LICENSE.txt ファイルを ruby のリポジトリからは削除しています。
[355480dec6] David Rodríguez 2024-01-15 14:03:29 UTC
bundler で環境変数を保存して復旧するための処理で空文字列がセットされていた時には復旧されなかったのを修正しています。
[1991c6d7a0] David Rodríguez 2024-01-17 13:04:35 UTC
bundler の環境変数のバックアップ処理で 355480dec6692b35b1404ef398da9360c02705b8 で不要になった条件分岐を削除。
[5ea4df6a8f] David Rodríguez 2022-12-16 16:33:26 UTC
rubygems のテストでエラー時のデバッグ用に出力していたメッセージを削除しています。一時的な調査用のが残ってたみたい。
[933ede5d76] Masato Ohba 2024-01-27 13:35:38 UTC
bundler の bundle gem でプロジェクト作成する時に CI として Travis-CI を指定した時の処理を削除しています。元々もう未サポートというエラーメッセージを出す状態でしたがそれももうやめて設定自体を受付けないようにしているようです。
[8bff7e996c] Nobuyoshi Nakada 2024-01-29 08:16:49 UTC
Process モジュールの rdoc 用コメントの Windows でのシェル経由の有無についてのセクションのレベルを修正しています。