今日は拡張ライブラリ strscan の更新、bundled gems の typeprof, net-imap, minitest のバージョン更新、bundler の修正などがありました。
[e965c5a174] Hiroshi SHIBATA 2024-02-07 09:13:00 UTC
GitHub Actions の CodeQL での静的チェックを行う workflow で C(cpp) と ruby のチェックを行うジョブを分離して cpp のほうは Ubuntu を使うように戻しています。
[9ebaf7a8ef] Nobuyoshi Nakada 2024-02-07 09:18:57 UTC
引き続き GitHub Actions の CodeQL での静的チェックを行う workflow で GitHub の ruby/ruby のリポジトリでのみ実行するようにして fork したリポジトリでは動かないようにしています。
[5f4245e74b] Stan Lo 2024-02-07 14:59:06 UTC
irb の tracer.gem を利用する拡張のリファクタリングとテストの追加。 https://github.com/ruby/irb/pull/864
[0b7f516834] Stan Lo 2024-02-07 16:57:30 UTC
irb のバージョンを 1.11.2 に更新しています。 https://github.com/ruby/irb/pull/865
[f741b05d1f] git 2024-02-07 16:59:28 UTC
NEWS の default gems のバージョンリストの irb のバージョンを更新しています。
[b2392c6be4] Peter Zhu 2024-02-06 15:20:55 UTC
文法エラーになるパターンマッチを parse した時にメモリリークしていた不具合を修正しています。
[a5c871e201] git 2024-02-07 18:37:16 UTC
NEWS の default gems のバージョンリストの prism のバージョンを更新しています。
[04d42650d9] Takashi Kokubun 2024-02-08 00:36:22 UTC
vm_insnhelper.c の rb_vm_opt_cfunc_p() という関数が未使用になっていたとのことで削除しています。 static じゃないけど MJIT のために追加された関数とのことで外からの利用はおそらくないかと。
[9f1afefaa8] Hiroshi SHIBATA 2024-02-08 02:02:48 UTC
GitHub Actions の CodeQL でのチェックの workflow で ruby 版のチェックのほうをメモリ使用量を大きくしていたのが不要になったようで削除しています。
[ce6054a667] Nobuyoshi Nakada 2024-02-08 02:15:41 UTC
addr2line.c の fill_lines() で関数の引数部分で一部だけ preprocessor による分岐をしていたのを分岐でマクロ定義をしてそのマクロを引数に使うようにしています。 macOS で元のような記述は警告が出ていたようです。
[e1834cdfe0] Masato Nakamura 2024-01-29 21:40:53 UTC
拡張ライブラリ fiddle の gemspec ファイルに spec.metadata["changelog_uri"] のメタデータ設定を追加しています。 https://github.com/ruby/fiddle/pull/138
[5afae77ce9] Sutou Kouhei 2024-01-21 02:45:08 UTC
拡張ライブラリ strscan のバージョンを 3.1.0 に更新しています。
[39f2e37ff1] Charles Oliver Nutter 2024-02-03 10:56:20 UTC
拡張ライブラリ strscan のテストに別の文字列の部分文字列としてバッファを共有している文字列を渡した時のテストを追加しています。 JRuby 版での不具合の修正に対応したテストみたいですね。 https://github.com/ruby/strscan/issues/86 https://github.com/ruby/strscan/pull/87
[ce2618c628] Sutou Kouhei 2024-02-04 06:45:45 UTC
拡張ライブラリ strscan のバージョンを 3.1.1 に更新しています。
[debc5aaee5] David Rodríguez 2023-10-09 19:07:15 UTC
bundler の Bundler::Installer.lock の未使用の省略可能引数を削除しています。
[24d5e7176e] David Rodríguez 2023-03-02 19:18:35 UTC
bundler の Gemfile.lock の生成処理のリファクタリング?
[e04120772b] David Rodriguez 2024-01-26 08:11:47 UTC
bundler のテストのリファクタリング。
[5500f880f3] David Rodriguez 2024-01-26 08:21:24 UTC
e04120772be6162499023f7245434cb5c9175344 の bundler のテストのリファクタリングの結果元々あった subject の不具合が発覚したようで修正しています。
[0c71fb4b86] David Rodriguez 2024-01-26 08:26:31 UTC
bundler のテストの修正。
[c236212600] David Rodriguez 2024-01-26 09:41:00 UTC
bundler の deprecated の警告出力に Kernel#warn を直接呼んでたのを専用のメソッド Bundler::SharedHelpers.major_deprecation を利用するようにしています。
[a35cade791] David Rodriguez 2024-01-26 19:37:22 UTC
bundler のテストで assertion の書きかたを改善しています。
[43af20602e] git 2024-02-08 06:07:33 UTC
NEWS の default gems のバージョンリストの strscan のバージョンを更新しています。
[75c5e1a136] Hiroshi SHIBATA 2024-02-08 04:51:40 UTC
bundler の rubocop の警告抑制のためのコメントを削除しています。
[70bb9cf065] Hiroshi SHIBATA 2024-02-08 05:00:02 UTC
bundler の vendoring されている pub_grup という gem 内に明示的な require を追加しています。
[908cedf703] Hiroshi SHIBATA 2024-02-08 06:29:16 UTC
ca7f7c0f516512c7e5b19aa74e05939b27bb37e4 で追加された tool/bundler/vendor_gems.rb.lock はうっかり追加されたものだったみたいで削除しています。
[482b82ae15] Yusuke Endoh 2024-02-08 07:19:31 UTC
gems/bundled_gems の typeprof のバージョンを 0.21.10 に更新しています。
[0292d1b7c3] git 2024-02-08 08:28:37 UTC
gems/bundled_gems と NEWS の minitest と net-imap のバージョンを更新しています。また NEWS は typeprof のバージョンも更新しています。
[d31a12a210] Nobuyoshi Nakada 2024-01-31 06:09:51 UTC
error.c の rb_assert_failure() から rb_assert_failure_detail() という関数を切り出してこちらは printf(3) 形式のフォーマット文字列での整形を受付けるようにしています。元からの引数の expr にフォーマット文字列を受付けるのではなくて追加の引数で受付けるので互換性の問題はなさそう。
[f3cc1f9a70] Nobuyoshi Nakada 2024-01-31 06:11:59 UTC
vm_core.h の VM_ASSERT() マクロの定義で可変長の引数を受付けるようにして d31a12a210bec646eadc23c11ede29f05e72e373 で追加したフォーマット文字列の引数の指定を利用して vm_cme_invalidate() でエラー時に追加の情報を表示するようにしています。
[34581410f2] Nobuyoshi Nakada 2024-02-08 02:41:26 UTC
d31a12a210bec646eadc23c11ede29f05e72e373 からのアサーションの機能拡張の続きで RBIMPL_VA_OPT_ARGS() というマクロを追加して可変長引数を受付けるマクロの定義に使うようにリファクタリングしています。
