今日は標準添付ライブラリ ipaddr の as_json/to_json メソッド追加や irb の修正などがありました。
[3ddaf24cd2] Peter Zhu 2024-10-16 13:20:32 UTC
Process.warmup が呼び出された時に T_STRING 型オブジェクトの coderange を scan する処理の実装を gc/default.c から gc.c の rb_gc_prepare_heap_process_object() に移動して、今まで gc/default.c で処理していたところからこの関数を呼ぶようにしています。warmup ですることは本体が決めるってことか。
[6b1268c7bf] Jerome Dalbert 2024-10-17 02:17:55 UTC
bundler の man ページの更新。
[eb8cf1d60e] Taketo Takashima 2023-11-16 08:53:32 UTC
標準添付ライブラリ ipaddr に IPAddr#as_json と IPAddr#to_json メソッドを追加しています。文字列にしています。
[161ea389af] BurdetteLamar 2024-10-17 21:51:26 UTC
Array#sort_by! の rdoc 用コメントの手直し。
[d1b5c10957] BurdetteLamar 2024-10-17 22:31:28 UTC
Array#sum の rdoc 用コメントの手直し。
[689f14e255] Akinori MUSHA 2024-10-18 15:53:29 UTC
標準添付ライブラリ ipaddr の IPAddr#cidr で Kernel#format メソッドを使っていたのを文字列内の式展開を使うように書き換えています。
[fce5bbd6a7] Jerome Dalbert 2024-10-17 02:17:55 UTC
bundler の bundle add サブコマンドにオプション --quiet を追加しています。 warn 以上のログレベルのログだけ出すようにしていしています。
[fbabe13b7e] Peter Zhu 2024-10-18 15:17:36 UTC
Ractor local storage の GC 用の mark 関数で st_table をループするのに値のみ必要なので rb_id_table_foreach() のかわりに rb_id_table_foreach_values() を利用するようにリファクタリングしています。
[09ddfd4d1c] tomoya ishida 2024-10-18 17:15:05 UTC
irb でドキュメントの表示に pager を起動する時に alternate screen への切り替えのエスケープシーケンスを使うようにしています。 https://github.com/ruby/irb/pull/988
[f370a31578] Tsutomu Katsube 2024-10-18 17:15:22 UTC
irb で chilled string の警告抑制のための dup を追加しています。 https://github.com/ruby/irb/pull/1019
[e17243d325] Kevin Newton 2024-10-17 17:44:15 UTC
ISeq の binary format からの load 時のキーワード引数のテーブルを指すポインタのセットをローカル変数テーブルのロードの完了後に遅延させるようにしています。 GC 関連の不具合修正だろうか?
[7be9a333ca] John Hawthorn 2024-10-18 19:01:45 UTC
YJIT で定数の inline cache? が複数 Ractor 対応しているかどうかをチェックして不要な処理を省けるようにしているようです。 https://github.com/ruby/ruby/pull/11917