今日は主に Array#each を YJIT が有効でない時に C 実装に戻す変更や拡張ライブラリ date の不具合修正などがありました。
[09874e90bf] Nobuyoshi Nakada 2024-11-04 12:12:49 UTC
MinGW で通らないテストを実行除外するため test/.excludes/ にファイルを追加しています。
[1e037108a1] Étienne Barrié 2024-11-04 10:41:04 UTC
fstring の String#hash を事前に計算して結果を保持しておいて再計算を抑制するようにしています。
[4dc120cb7f] Nobuyoshi Nakada 2024-11-04 11:25:57 UTC
コマンドラインオプション -C のテストで Dir.mktmpdir で一時ディレクトリを掘る時に一時ディレクトリの指定を第1引数に渡してたので第2引数に渡すように修正しています。
[51ac93011a] Nobuyoshi Nakada 2024-11-04 11:43:12 UTC
tool/generic_erb.rb の -i/--input オプションの処理時のローカル変数名の間違いを修正。
[478e0fc710] Takashi Kokubun 2024-11-04 16:14:28 UTC
Array#each を ruby 実装に変更していたのを C 実装にして、YJIT が有効な時だけ ruby 実装で再定義するようにしています。backtrace などの細かな非互換と YJIT 利用時の速度への影響を天秤にかけて両立を目指したということでしょうか。 https://github.com/ruby/ruby/pull/11955
[7ae4b858b3] Alexis Bernard 2024-11-04 17:34:23 UTC
標準添付ライブラリ rdoc の HTML 化したドキュメントのメニューにクラスの継承元や include している Module などのリストを表示するようにしているようです。
[d6d2c24715] Takashi Kokubun 2024-11-04 22:51:29 UTC
GitHub Actions の macOS 版 workflow から macos-12 でのビルドを削除しています。
[b1fc1af444] nagachika 2024-11-01 11:26:03 UTC
tool/sync_default_gems.rb で拡張ライブラリ json の同期時に benchmark/ ディレクトリの変更を取り込まないようにしています。
[ff56064469] Hiroshi SHIBATA 2024-11-05 02:02:13 UTC
拡張ライブラリ json の upstream からマージされてしまった benchmark/ 配下のファイル群を削除しています。
[e0611ebd9a] Hiroshi SHIBATA 2024-11-05 00:41:47 UTC
GitHub Actions の macOS 版の workflow に macos-15 でのビルドを追加しています。
[ee4599dbe7] Dmitrii Zudin 2024-09-21 20:37:07 UTC
拡張ライブラリ date の DateTime.iso8601 の引数処理でキーワード引数が渡されてた時の引数処理の不具合を修正しています。
[e4f5fd8e5f] Nobuyoshi Nakada 2024-11-05 03:41:45 UTC
拡張ライブラリ date のテストのエラー時の例外メッセージの内容もチェックするように強化しています。
[c51feedbfd] Nobuyoshi Nakada 2024-11-05 03:44:22 UTC
拡張ライブラリ date のキーワード引数が渡された時の argc の変更を rb_scan_args() の戻り値を利用するようにリファクタリングしています。
[511954dd5c] Nobuyoshi Nakada 2024-11-05 04:16:09 UTC
拡張ライブラリ date でユリウス歴の基準となる日時の定数をマクロ定義するようにしています。
[348a534153] Nobuyoshi Nakada 2024-10-26 12:56:38 UTC
拡張ライブラリ stringio の StringIO#ungetc にその StringIO 自身のバッファを渡した時の不具合修正。なるほど〜。 https://hackerone.com/reports/2805165
[2d2d363012] Yusuke Endoh 2024-11-05 08:19:27 UTC
rb_bug() などでの異常終了時の出力に non-blocking Fiber 用の scheduler が設定されているか否かも出力するようにしています。
[7e9c5903a8] Yusuke Endoh 2024-11-05 08:55:59 UTC
common.mk の依存関係を再生成しています。
[cb1c79e87b] Nobuyoshi Nakada 2024-11-05 09:04:19 UTC
common.mk などの依存関係の再生成を行うための GitHub Actions の workflow で利用する os を ubuntu-20.04 固定から ubuntu-latest に更新しています。
[6c5a808b86] Yusuke Endoh 2024-11-05 10:18:03 UTC
2d2d363012f6806fe6ad3fd699837a47ba599b10 の異常終了時の non-blocking Fiber 用 Scheduler 有無の判定を rb_fiber_scheduler_current() ではなく rb_fiber_scheduler_get() を利用するように修正しています。 rb_fiber_scheduler_current() は Fiber.blocking のブロック内などで一時的に nil を返すことがあるため。
[1cb9f9af23] Jean Boussier 2024-11-05 08:11:33 UTC
tool/sync_default_gems.rb で拡張ライブラリ json の upstream からの同期時に .rb のファイル群の ruby 本体のディレクトリ構成に合わないものを同期しないようにしています。
[e440268d51] Jean Boussier 2024-11-05 08:16:08 UTC
benchmark/ 配下の拡張ライブラリ json からマージされてしまったファイルの削除。