桂米朝一門会

怪我から復活した人間国宝桂米朝師匠が関東にいらっしゃるということで行ってきました。
とりあえず演者と演目が以下の通り。

  • 桂 吉の丞 動物園
  • 桂 吉弥 ふぐ鍋
  • 桂 米左 七段目
  • 米朝 ちしゃ医者
  • 桂 九雀 御公家女房
  • 桂 南光 皿屋敷

どうやら枝雀さんの一門と言ったほうが正確なような。あまりなじみのない顔ぶれです。
ちなみに吉弥は「新撰組の山崎」ですよ!顔を憶えにくい山崎。判る人にはこれで判ると思います。

米朝師匠は去年の「鹿政談」の時に比べるとだいぶ調子も良いようで、まくらで軽くループしたり、多少口籠ることもありましたけど、噺はなかなか良いテンポで終えました。「ちしゃ医者」を聴いたことがないのではっきりわかりませんが、結構はしょってるような気もしますけど、まあ気にしない、気にしない。

あとは九雀さんの噺が面白かったですね。
流石に米朝一門の落語会には何度か足を運んでいるので、見憶えのある演目も増えてきます。
七段目と皿屋敷は既知。パートナー曰く動物園も観た気がするというのですが、わたしには憶えがありません。

次に米朝師匠の姿を拝見する機会はまた半年とか一年先でしょうか。お元気で噺家を続けられることを願います。

(追記: 張り出された演目には「ちしゃ医者」となっていたのですが、どうも本当は「夏の医者」のようです。ちしゃ医者とは噺のあらずじが随分違います。というか「ちしゃ医者」と「夏の医者」はサゲの掛けかたなどにオーバラップする部分があるようで、混乱しております。)