将棋のルール

子供の頃は将棋もやってたんですが、最近はチェスばっかりですっかりルールを忘れています。

ちょっとご存知の人は教えていただきたいのですけど、将棋では「王手」がかかっている状態はいわゆる詰み以外でも正当なんでしたっけ?つまり王手がかかってるにもかかわらずそれに気付かずにてんで関係ない手を指してしまって、ふっふっふ、うぬの目は節穴か、とばかりに王を取って勝利してしまうというのはありなんでしたっけ?ついでにいえばそういう時にわざと、あるいはうっかりとどめをささずに別の手を指してゲームを続けるのも。

わたしの理解ではどちらも「あり」だったような気がするんですが、どうもオフィシャルなルールというのがみつからないというか、禁じ手のことはよく解説されているわりに普通の勝利条件とかがはっきり明記されているところがみあたらないんですよね……。

チェスの場合は、その手を指した結果メイト(1手でキングが取られる状態)になってしまうような手は、ルールで指せないようになっているので「うっかり」はありえないんですよね。ルークが斜めに動けずビショップが縦横に動けないのと同じように、そういう手はルール上不正なのでそんな局面(手を指した直後に、指した側のキングがメイトされてる)はありえないのです。

もしわたしのおぼろげな理解で正しいなら、ゲームとしては将棋のほうがはるかに複雑にもかかわらず、ルールを実装しようとすると将棋のほうがシンプルで簡単だなぁとか。また日本ではやはり将棋のほうが人気がありますよね、やっぱり。

[追記]Wikipedia に記載がありました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%86%E6%A3%8B
これの「反則または禁じ手」に「自玉を相手駒の利きにさらす手」というのがあり、将棋でもだめなようですね。
ただし相手がそれに気付かなかった場合はそのままにされるなど、若干あいまいな感じもします。