今日は主にビルドプロセスの修正がされていました。
kazu:r35703 2012-05-19 01:22:04 +0900
ChangeLog の行末の空白削除や体裁の修正など。
svn:r35704 2012-05-19 01:22:09 +0900
version.h の日付更新。
kosaki:r35705 2012-05-19 04:51:58 +0900
openssl と zlib の extconf で message メソッドを利用するかわりに Logging::message を使っています。標準出力にメッセージを出すのではなくてログファイル(mkmf.log)にメッセージを残すようにしています。
[追記]extconf.rb から mkmf を呼ぶと message で標準出力にもメッセージが出ない状態だったそうです。コメント欄参照[/追記]
nobu:r35706 2012-05-19 11:34:37 +0900
Makefile.in で libruby-static.a を作った時に実際にリンクできるかどうかのチェックするようにした時に、生成物を削除する部分の対象ファイル名が typo していたのを修正しています。 r35242 を再度適用しています。
nobu:r35707 2012-05-19 11:35:37 +0900
configure.in で static ライブラリの拡張子を .a とハードコードしていたのを LIBEXT を使うようにしています。こういう変更昔も見たことあるような気がするので NaCl の変更部分の対応だと思います。
nobu:r35708 2012-05-19 11:36:25 +0900
ext/extmk.rb のリファクタリング。 File オブジェクトに macro という特異メソッドをその場で定義して使いまわすようにしています。
nobu:r35709 2012-05-19 11:37:21 +0900
Makefile の修正です。 ruby のターゲットにエンコーディング関係の拡張ライブラリは含めないようにしています。また拡張ライブラリのビルドのために make -f ext.mk する時に LIBRUBY_EXTS と ENCOBJS という変数を伝播させるようにしています。また拡張ライブラリのコンパイル時に --enable-shared が有効で libruby の共有ライブラリが作られる時は ruby 本体ではなくて libruby.so のほうにリンクするようにコンパイルオプションを指定するようにしています。
nobu:r35710 2012-05-19 12:36:39 +0900
dmyext.c で Init_enc() を Init_enc(void) に。 K&R style はもう使わないようにします。
nobu:r35711 2012-05-19 12:44:04 +0900
enc/encinit.c.erb の Init_enc() の定義でも K&R style を修正しています。
nobu:r35718 2012-05-19 14:57:32 +0900
r35708 でリファクタリングした ext/extmk.rb の修正。拡張ライブラリが静的リンクされない時に EXTOBJS に dmyext.o を指定するようにしています。 ChangeLog とコミットログの DLDOBJS は typo?
nobu:r35719 2012-05-19 15:02:43 +0900
configure.in で --with-static-linked-ext が指定された時に EXTOBJS に ext/libext.a を含めないようにしています。 archive library を作る時に別の archive library は使えないぜとコミットログには書かれています。
nobu:r35720 2012-05-19 19:04:40 +0900
ext/extmk.rb で生成する exts.mk に ruby 本体のターゲットもあって、make で通常の Makefile を実行させようとしているのですが、--disable-shared の時に EXTOBJS に ENCOBJS (エンコーディング関連のオブジェクトファイル)を含めて make の変数に渡すようにしています。 exts.mk の中になんで ruby 本体のルールがあるのかなーと思ったけど static link 版の時のため? と思ったけど先日の --with-static-linked-ext の修正より前からありますね。
