ruby-trunk-changes r36334 - r36337

今日は未使用のローカル変数の警告についての仕様変更がありました。アンダースコアから始まる変数名は警告されないようになっています。

nobu:r36334 2012-07-08 06:36:08 +0900

コマンドラインオプションの -w オプションをつけた時に、未使用のローカル変数(代入だけして使っていない)の警告がでるのを確認しているテストでアンダースコアから始まる変数名の場合のケースを追加しています。

svn:r36335 2012-07-08 06:36:24 +0900

version.h の日付更新。

nobu:r36336 2012-07-08 06:38:07 +0900

lib/test/unit.rb に未初期化のインスタンス変数を条件分岐の為に参照しているところがあり -w をつけると警告が出るので ||= nil を追加しています。 nil なので何度でも代入され直すことになりますけどね。

nobu:r36337 2012-07-08 07:36:25 +0900

アンダースコア1つだけのローカル変数は特別扱いで代入されるだけでも警告されないようになっていますが、アンダースコアで始まる変数は全て同じように警告の対象とならないようにしています。 [ruby-core:46160] [Feature #6693]
r36334 はこれのための準備だったんですね。これまで警告対象だった変数名が警告が出なくなるので憶えておきましょう。 NEWS ファイルへの追記も必要ですね。