今日はまず Ruby の 21回目の誕生日(名前が来まった日と誕生日としているそうです)で、これを記念して 1.9.3-p545, 2.0.0-451, 2.1.1 がリリースされました。
https://www.ruby-lang.org/ja/news/2014/02/24/ruby-1-9-3-p545-is-released/
https://www.ruby-lang.org/ja/news/2014/02/24/ruby-2-0-0-p451-is-released/
https://www.ruby-lang.org/ja/news/2014/02/24/ruby-2-1-1-is-released/
2.1 系の最初のパッチレベルリリース(と一応呼びます) 2.1.1 をはじめ全ての安定版で多数の不具合修正が行われたリリースですので試してみてください。
また trunk では Time に使う構造体のメモリ量削減のためのかなり攻めた感じの変更が入っています。
normal: r45155 2014-02-24 12:38:14 +0900
構造体 struct time_object と struct vtm のサイズ節約のため __attribute__ で packed をつけたりコンパイルオプションに -Wno-packed-bitfield-compat をつけてビットフィールドを使ってぎりぎりのサイズに詰め込むようにしています。 [ruby-core:60794]
svn: r45156 2014-02-24 12:38:17 +0900
version.h の日付更新。
hsbt: r45164 2014-02-24 18:12:18 +0900
fiddle, fileutils, io/console のテストの未使用の変数を削除して警告除去しています。
normal: r45165 2014-02-24 20:10:11 +0900
r45155 の構造体詰め込みの修正みたいです。 x86 アーキテクチャでのみ alignment を無視した pack を行うようにしています。 Solaris でエラーになったとのこと。 [ruby-core:61049] [Bug #9558]
usa: r45168 2014-02-24 21:42:45 +0900
README.md と README.ja.md のファイル末尾の emacs 用のモード指定を削除しています。 rdoc モードのままになってたみたいです。