ruby-trunk-changes r46888 - r46893

今日は optparse の ARGV.getopts の機能追加などがありました。

headius: r46888 2014-07-21 07:42:47 +0900

prepend で追加したモジュールのメソッドの可視性を変更した時のテストで子プロセスを起動して実施するところでタイムアウトを延ばしています。起動の遅い実装(ってつまり JRuby の時ってことでしょうけど)は時間がかかる可能性があるので 3秒だと足りないことがあるみたいです。まあ子プロセスの起動というなら assert_separately を使っているところ全体的にそうなんでしょうけど、ここはデフォルトの10秒よりも明示的に短く 3秒に設定されてたからでしょう。

svn: r46889 2014-07-21 07:43:13 +0900

version.h の日付更新。

nobu: r46890 2014-07-21 15:29:53 +0900

rake のテストで make test-all で実行すると起動条件などの考慮が足りてなくて失敗するとこを修正しています。

nobu: r46891 2014-07-21 15:55:44 +0900

標準添付ライブラリ optparse の ARGV.getopts でオプションの記法に "z:Z;description of z" のように ";" で区切ってヘルプメッセージを指定することができるような機能を追加しています。 https://github.com/ruby/ruby/pull/676

nobu: r46892 2014-07-21 16:04:21 +0900

r46884 で rb_io_buffer_t の宣言に PACKED_STRUCT() をつけていますが、typedef までマクロの引数に含めるようにしています。 VC でのビルド時のためとのこと。

nobu: r46893 2014-07-21 21:13:07 +0900

win32/Makefile.sub で PACKED_STRUCT() が古い VC で利用できない機能を使っていたので空の定義を追加しています。