ruby-trunk-changes r53703 - r53709

今日は RubyGems 2.5.2 のマージがありました。

nobu: r53703 2016-02-01 15:25:21 +0900

win32/win32.c の opendir_internal() での lstrlenW() の呼び出しをその結果を利用するループの直前に移動して、エラー時など不要な時には呼ばずにすますように最適化しています。

svn: r53704 2016-02-01 15:25:22 +0900

version.h の日付更新。

nobu: r53705 2016-02-01 17:14:03 +0900

Windows 版の File.stat などで st_mode をエミュレートするために実行可能形式のファイルかどうかの判定に拡張子を使って判定する時に、拡張子部分に英数字以外の文字があったらすぐにループを抜けるようにしています。

nobu: r53706 2016-02-01 21:08:08 +0900

Windows 用の rb_w32_read_reparse_point() で mount point の場合の先頭の "\??\" の4文字を削るための操作で 4 という数がマジックナンバー化していたので rb_strlen_lit() を使って定数化するようにしています。

hsbt: r53707 2016-02-01 21:43:26 +0900

RubyGems の 2.5.2 をマージしています。変更点はこちらを参照してください。 https://github.com/rubygems/rubygems/blob/a8aa3bac723f045c52471c7b9328310a048561e0/History.txt#L3 という感じで久々に大きな差分のあるマージでした。 frozen-string-literal: false だった magic comment を true に変更して、文字列リテラルが freeze された状態で動くようにしたみたいです。

svn: r53708 2016-02-01 21:43:30 +0900

r53707 の行末の空白除去。

svn: r53709 2016-02-01 21:43:30 +0900

r53707 で新規追加されたファイルの svn property 設定。