今日は WEBrick::Utils::TimeoutHandler がシステム時計の影響を受けないようにする変更や optparse でオプション名のアンダースコアの扱いの変更などがありました。
normal: r56417 2016-10-14 10:48:52 +0900
標準添付ライブラリ webrick の WEBrick::Utils::TimeoutHandler というクラスでタイムアウトの判定に Time.now の時刻ではなく Process.clock_gettime の CLOCK_MONOTONIC を使ってシステムの時計に影響されないタイムアウトを行うようにしています。
svn: r56418 2016-10-14 10:48:53 +0900
version.h の日付更新。
nobu: r56419 2016-10-14 17:20:26 +0900
標準添付ライブラリ optparse でオプション名にアンダースコアやハイフンが含まれていた時にそれらを同一視して、どちらで指定してもマッチするようにしています。つまり otp.on("--opt_a") で登録したオプションに "--opt-a" で指定してもその逆でも受け取るようにしています。
hsbt: r56420 2016-10-14 18:01:01 +0900
標準添付ライブラリ logger の Logger#initialize の rdoc 用コメントの shift_size というオプションの説明に単位やデフォルト値の正確な値を記述追加しています。 [ruby-core:77467] [Feature #12803]
hsbt: r56421 2016-10-14 18:27:23 +0900
Float() による変換で余計な文字が含まれている時などに ArgumentError が発生することを rdoc 用コメントに追記しています。 [ruby-core:71661] [Bug #11736]
