ruby-trunk-changes r58057 - r58066

今日は striongio の default gem 化に伴なう依存関係などの追加修正や、Onigmo の更新に伴なう enc/unicode/9.0.0/name2ctype.h の再生成などがありました。

nobu: r58057 2017-03-22 22:55:03 +0900

拡張ライブラリ stringio で 2.3以前向けに RB_INTEGER_TYPE_P が未定義の場合の代替定義を追加しています。 なるほど default gem 化によって過去のバージョンでも動くようにするためこういった変更が入るわけですね。

nobu: r58059 2017-03-22 23:06:57 +0900

拡張ライブラリ stringio の gemspec ファイルの ruby の要求バージョンを 2.2 以上に修正しています。 rb_get_kwargs() が必要だったので 2.2 以上でないといけなかった模様。

stomar: r58062 2017-03-23 05:23:42 +0900

IO#puts の rdoc 用コメントに特殊変数 $\ には影響を受けないことや引数に文字列と配列が混ざっていてもいいことなどを追記しています。 [ruby-core:80081] [Bug #13306]

svn: r58063 2017-03-23 05:23:42 +0900

version.h の日付更新。

nobu: r58064 2017-03-23 16:53:35 +0900

Onigmo の更新によって enc/unicode/9.0.0/name2ctype.h を再生成して更新しています。

nobu: r58065 2017-03-23 16:59:56 +0900

tool/enc-unicode.rb で name2ctype.h を生成する時に uniname2ctype_offset() というマクロを定義して短く書けるようにして、もう一度 enc/unicode/9.0.0/name2ctype.h を再生成しています。

nobu: r58066 2017-03-23 16:59:57 +0900

tool/enc-unicode.rb の ifdef というメソッドでブロックを受け取るようにしてブロックを渡した時はブロック内の処理を呼んだ後で自動的に endif メソッドを呼んで ifdef/endif の対応を付けるようにしています。