今日はリリースパッケージ作成用ツールのアーカイブコマンドの対応変更や irb をライブラリとして利用した時に TOPLEVEL_BINDING にメソッドが追加されてしまう問題の対応などがありました。
nobu: r59082 2017-06-14 22:08:50 +0900
r59080 で追加したテストのメッセージの追記とチェック内容を追加しています。 [ruby-core:81666] [Bug #13656]
nobu: r59083 2017-06-14 23:02:33 +0900
Method#inspect の返す文字列に taint フラグを伝播させるようにしています。
nobu: r59084 2017-06-15 11:33:56 +0900
tool/make-snapshot でパッケージのアーカイブファイルを作成する時に 7z コマンドがあると .tar.gz や .zip も 7z で作るようになっていましたが、tar や zip コマンドが使えたらそっちを優先するようにしています。
svn: r59085 2017-06-15 11:33:56 +0900
version.h の日付更新。
nobu: r59086 2017-06-15 11:33:57 +0900
tool/make-snapshot で 7z で .zip パッケージを作成する時に標準出力をリダイレクトして捨てるようにしています。
nobu: r59087 2017-06-15 11:39:06 +0900
tool/colorize.rb に frozen-string-literal の magic comment を追加しています。また tool/make-snapshot で colorize.rb を利用して出力に色付けするようにしています。
nobu: r59088 2017-06-15 12:12:32 +0900
tool/make-snapshot で -package オプションの引数に all を含めたカンマ区切りのリストを指定するとその指定の all 以外の全てのフォーマットでのパッケージ作成を行うようにしています。
ko1: r59089 2017-06-15 16:16:17 +0900
rb_threadptr_stack_overflow() を rb_during_gc() が真の時に呼び出したら rb_fatal() で異常終了するようにしています。 [ruby-core:81689] [Bug #13662]
a_matsuda: r59090 2017-06-15 19:43:17 +0900
標準添付ライブラリ irb をツールとしてでなく他のプログラム内から require して利用する時にトップレベルの Binding に default_src_encoding というメソッドが定義されてしまうので、これを IRB モジュールの得意メソッドとして定義するように変更しています。
