ruby-trunk-changes r59113 - r59122

今日は frozen_string_literal: true の magic comment の追加やテストの修正などがありました。

eregon: r59113 2017-06-19 22:00:12 +0900

rubyspec に Windows での Time.now の環境変数 TZ の影響についての spec を独立させています。[ruby-core:81347] [Bug #13591]

svn: r59114 2017-06-19 22:00:13 +0900

version.h の日付更新。

hsbt: r59115 2017-06-19 22:03:06 +0900

拡張ライブラリや標準添付ライブラリの magic comment に frozen-string-literal: true を追加しています。

nobu: r59116 2017-06-19 23:36:17 +0900

r56558 で修正した heap_page_resurrect() で空きのない free list をかえさないようにした修正のテストを追加しています。 [ruby-core:76837] [Bug #12670]

nobu: r59117 2017-06-19 23:36:18 +0900

debug.c のデバッグ用の --debug オプションに RGenGC 用のデバッグ情報の出力を有効にする rgengc という引数を追加しています。ただこれが実際に効くのは RGENGC_DEBUG を負の値に指定してビルドした時だけみたいなので、通常のビルドでは不要なコードは含まれてない、のかな?

ko1: r59118 2017-06-20 14:34:33 +0900

r59116 で追加したテストですが、まだ修正されてないケースだったみたいで skip するようにしています。

svn: r59119 2017-06-20 14:34:33 +0900

version.h の日付更新。

nobu: r59120 2017-06-20 17:23:25 +0900

gc.c の gc_sweep_finish() の gc_report() のメッセージに改行コードを追加しています。

hsbt: r59121 2017-06-20 20:10:37 +0900

テストスクリプトに magic comment frozen_string_literal: true を追加して、必要なところには dup を追加しています。

hsbt: r59122 2017-06-20 20:43:05 +0900

r59121 で frozen_string_literal: true を追加した影響で dup が必要だった部分に追加漏れしていたので追加しています。