ruby-trunk-changes r60863 - r60874

今日も主に NODE の位置情報の修正などがありました。

kazu: r60863 2017-11-20 21:57:08 +0900

r60859 で追加した Matrix.combine の rdoc 用コメントのサンプルの間違いを修正しています。

yui-knk: r60864 2017-11-21 07:48:05 +0900

%i リテラルで生成される NODE_ARRAY の終端情報がセットされていなかったのを修正しています。

svn: r60865 2017-11-21 07:48:06 +0900

version.h の日付更新。

yui-knk: r60866 2017-11-21 08:12:43 +0900

%i リテラルの中身の要素の終端位置が続く空白や終端も含んだカラムになっていたのを修正しています。

yui-knk: r60867 2017-11-21 08:37:01 +0900

%w リテラルも同様に NODE_ARRAY の終端位置が設定されていなかったので修正しています。

yui-knk: r60868 2017-11-21 08:58:42 +0900

%w リテラルの中身の NODE_STR の終端位置もずれていたのを修正しています。

yui-knk: r60869 2017-11-21 09:47:00 +0900

%w リテラルの中身の開始位置も %w の先頭部分になっていたのを修正しています。

eregon: r60870 2017-11-21 09:56:09 +0900

test/ruby/bug-13526.rb で Thread の終了待ちをするループの条件が反対だったのを修正。 r58587 の追加の時点で間違ってたみたいですね。

ko1: r60871 2017-11-21 11:57:01 +0900

rb_iseq_trace_set() に渡された iseq の iseq->flags に ISEQ_USE_COMPILE_DATA ビットフラグが立っていたら rb_bug() で異常終了させるようにしています。 trace 有効化する時点でこのフラグが立ってることはないはずとのこと。

nobu: r60872 2017-11-21 14:01:28 +0900

test/erb/test_erb.rb で明示的な require "stringio" の追加と、未使用変数の警告除去のためのダミーの文追加。 https://github.com/ruby/ruby/pull/1763

usa: r60873 2017-11-21 17:48:07 +0900

template/prelude.c.tmpl でテンプレートの行頭からの # でコメントアウトした行を削るようにしています。

nobu: r60874 2017-11-21 20:15:51 +0900

vm_args.c の args_setup_kw_parameters() で中で GET_EC() で rb_execution_context_t を取得していましたが、呼び元でも ec は持ってるので、引数で rb_execution_context_t を渡すようにしています。ついでに引数の順番も変更されてます。