ruby-trunk-changes r61416 - r61423

今日は bundler の標準添付の解除などがありました。

hsbt: r61416 2017-12-23 08:08:05 +0900

r59779 で標準添付された bundler ですが、標準添付に関して重大な問題があって、リリースまでに解決できなさそうということで一旦削除しています。

nobu: r61417 2017-12-23 09:30:33 +0900

r61415 のテストでの Unicode データファイルのパス検索の修正を UNICODE_DATA_PATH という定数の定義にも同様の修正をして、r61415 の修正部分もこちらの定数を参照するように共通化しています。

svn: r61418 2017-12-23 09:30:36 +0900

version.h の日付更新。

hsbt: r61419 2017-12-23 09:38:52 +0900

rubygems のテストで bundler.gemspec ファイルの生成しているところを修正。よくわかってませんが bundler が添付されなくなった影響? で警告が出てたのを抑制するためみたいです。

nobu: r61420 2017-12-23 09:51:36 +0900

insns.def の checkkeyword 命令の実装の引数の型を修正しています。

nobu: r61421 2017-12-23 09:55:29 +0900

コマンドラインオプション --dump=insns で命令列をダンプする時に、オペランドがローカル変数の参照だった時の変数名を表示するための処理の分岐を整理しています。命令の種類をみてたのをやめて、次のオペランドのタイプが TS_NUM かどうかをみてるので、オペランドの並びからくる暗黙の条件を使うようにしてるっぽい。あと pnop が NULL の時の分岐は消えてるけどそれはいいのかな?

kazu: r61422 2017-12-23 10:53:48 +0900

r61395 で追加されてるけど使われてないマクロ CALL_OPT_FLAG() を削除しています。

k0kubun: r61423 2017-12-23 18:10:34 +0900

RubyVM::InstructionSequence#inspect の文字列に ISeq の位置情報の開始位置の行番号を含めるようにしています。