ruby-trunk-changes r63999 - r64004

今日は主に VM 命令の冗長な sp 操作を省略する最適化などがありました。

k0kubun: r63999 2018-07-19 22:25:22 +0900

r62655 や r63874 で何度か試してきた MJIT で不要な TAG_PUSH() を抑制する変更のリトライ。 r63988 の VM 命令でオペランドVM スタックに PUSH しなくする変更も、今度は MJIT 用かどうかに関わらず VM 命令に handles_frame というフラグを追加して VM 用コード生成ツールが生成するコード側で調整するようにしています。MJIT 用と一般的な VM の最適化をまとめてやったって感じでしょうか。

hsbt: r64000 2018-07-20 10:25:59 +0900

標準添付ライブラリ tracer を default gem 化しています。

svn: r64001 2018-07-20 10:26:00 +0900

version.h の日付更新。

kazu: r64002 2018-07-20 10:40:36 +0900

r64000 で追加した tracer.gemspec ファイルで spec.files を git ls-files で取得するようになっていたのでファイルリストを直書きするように修正しています。

hsbt: r64003 2018-07-20 10:48:11 +0900

さらに tracer.gemspec の require_relative の相対パスを修正しています。

hsbt: r64004 2018-07-20 11:24:59 +0900

標準添付ライブラリの shell も default gem 化しています。 shellwords じゃなくて shell っていうライブラリも、そういえばありましたねぇ。