ruby-trunk-changes 2022-01-23

今日は主に古い autoconf 向けの configure の修正がありました。

[2c25427496] Nobuyoshi Nakada 2022-01-22 10:02:16 UTC

configure で警告関係のコンパイラオプションを試すところに -Werror=div-by-zero というオプションを追加しています。 -Werror=division-by-zero というのも元々ありましたが GCC が -Wdiv-by-zero というのを提供しているとのこと。

[ad150a1459] Nobuyoshi Nakada 2022-01-22 10:05:02 UTC

tool/m4/ruby_try_cflags.m4 で古い autoconf の時に AC_LANG_PROGRAM というマクロを上書き定義しておくようにしています。 -Werror=old-style-definition という警告オプションのチェック時に利用している C のソースコードの main 関数の引数が空なのがひっかかってしまうということで明示的に void を書くスタイルに修正しているようです。

[355bc37196] Nobuyoshi Nakada 2022-01-22 15:37:55 UTC

ad150a14598980095260add74474498a642ab5ba の再修正。 AC_LANG_PROGRAM の再定義に自前でソースコードを書くのではなくて m4_bpatsubst() というマクロ? を利用してソースコードの一部を置換することで引数部分の void を追加するようにしています。

[ab1aa90c32] git 2022-01-22 16:02:38 UTC

version.h の日付更新