今日は主に標準添付ライブラリ reline/irb の不具合修正や autoconf の 2.70 対応などがありました。
[f96eaf54a2] Nobuyoshi Nakada 2021-01-17 12:55:48 UTC
8d099aa040427aede04e42c3ec9380afd431ffe3 で追加した Struct のテストで EnvUtil.verbose_warning を使うため? assert_warn を使ってないところがありましたが assert_warn を使うようにかきかえています。しかし tool/lib/test/unit/core_assertions.rb の定義をみると assert_warn は $VERBOSE = false にして実行するみたいなので assert_warning じゃないといけないんじゃないかな?
[1aba1a5103] aycabta 2021-01-13 21:21:54 UTC
標準添付ライブラリ reline の Reline::LineEditor#rerender でローカル変数の明示的な初期化追加。
[9279d3f255] aycabta 2021-01-13 21:22:56 UTC
標準添付ライブラリ reline の yamatanooroti.gem を使ったテストで一時ディレクトリに Dir.chdir してるところがありましたが、不要だったようで削除しています。
[f3156e457d] aycabta 2021-01-13 23:34:30 UTC
標準添付ライブラリ reline の yamatanooriti.gem を使ったテストで Windows 環境での端末描画待ちの sleep の追加や sleep 時間の延長。
[05df7e0d4a] aycabta 2021-01-13 23:56:58 UTC
標準添付ライブラリ reline の Reline::LineEditor#just_move_cursor で EOF に自動的に改行が追加される挙動のために追加した対応 06c37fa5b4834c81470213a04dc73a63e69e9776 の一部を revert しています。なんか Windows の更新? により挙動が変わったみたいです。
[e1449ae74f] aycabta 2021-01-14 00:16:49 UTC
標準添付ライブラリ reline の Reline::Windows.erase_after_cursor で文字を削除した時にエスケープシーケンスのような文字の色などの属性も削除するため FillConsoleOutputAttribute() の呼び出しも追加しています。
[edafde6844] aycabta 2021-01-17 16:58:06 UTC
標準添付ライブラリ reline のバージョンを 0.2.2 に更新しています。
[166f33d0d1] Nobuhiro IMAI 2021-01-15 22:44:25 UTC
d290a02bd7035eb186eb5c275af4e1ddc20ad47f で追加した irb のテストが truffleruby で失敗するようで skip するようにしています。
[9f7876ab0f] aycabta 2021-01-17 16:57:49 UTC
irb のバージョンを 1.3.2 に更新しています。
[bf640bbf8c] git 2021-01-17 17:18:37 UTC
version.h の日付更新
[6abf393e8f] Kazuhiro NISHIYAMA 2021-01-18 03:41:58 UTC
54c91185c9273b9699693910fa95383c86f2af22 で利用するようにした getentropy(2) ですが OpenBSD では getentropy(2) はあるけど sys/random.h というヘッダはないため、configure でヘッダの存在チェックも追加してなかったら #include しないようにしています。
[a3851d97ed] Nobuyoshi Nakada 2021-01-18 06:33:10 UTC
configure.ac で AC_CHECKING() というコマンドを独自に定義してたけどもう使ってないので削除しています。
[c3d6bac325] Nobuyoshi Nakada 2021-01-18 06:55:10 UTC
rubyspec の Struct#new (Struct.new で作った Class のオブジェクトの new)の仕様について 3.2 からの仕様を確認するテストを先に追加しています。ずいぶん気が早いですね。[追記]主眼は古いほうのテストに suppress_warning をつけて警告抑制することだったそうです。[/追記]
[414438688f] Nobuyoshi Nakada 2020-12-12 13:54:50 UTC
aclocal.m4 から tool/m4/ruby_type_attribute.m4 の m4_include を削除しています。
[c32375883a] Nobuyoshi Nakada 2020-12-12 13:55:09 UTC
autoconf のバージョン 2.70 で configure 生成できるように configure.ac や tool/m4/ 配下のファイルの記法などを対応しています。結構変わりますね。
[48bb0329eb] Nobuyoshi Nakada 2020-12-12 15:03:06 UTC
c32375883a696fcf8e9e99875f1339ee5474a255 で configure.ac の AC_PROG_CC_C99 をコメントアウトしていましたが古い gcc 向けに必要らしくて m4_version_prereq() で autoconf のバージョンチェックつきで復活させているようです。
[331f0bc1cb] Nobuyoshi Nakada 2020-12-13 10:24:14 UTC
autoconf の 2.70 では -o オプションが廃止されてるそうで、make configure 時のコマンドラインから -o を削除しています。autoconf 結構非互換な変更が入るんですよね。