今日は標準添付ライブラリ reline と irb のバージョン更新とテスト用ライブラリのテスト実施順の決定の実装の変更、bundled gems の net-smtp の更新などがありました。
[e6ba2953e9] aycabta 2021-10-09 13:19:05 UTC
標準添付ライブラリ reline のダイアログ表示の幅計算でスクロールバーの幅を決めうちにしていたところがあったので修正しています。
[9cb7ba2f21] aycabta 2021-10-09 13:20:26 UTC
標準添付ライブラリ reline で環境変数 RELINE_ALT_SCROLLBAR が指定されていたらダイアログのスクロールバーに使う文字を ASCII 文字を使うように指定できるようにしています。
[bf1f6a696f] aycabta 2021-10-09 14:07:18 UTC
標準添付ライブラリ reline のテストで 9cb7ba2f21aac6356089de949ef59ca42974b24b で導入した環境変数 RELINE_ALT_SCROLLBAR を指定した時のテストを追加しています。
[d0f2c4d053] aycabta 2021-10-09 14:19:59 UTC
標準添付ライブラリ reline のダイアログ表示のテストでインデント幅を修正しています。
[56140bc7af] aycabta 2021-10-09 14:25:31 UTC
標準添付ライブラリ reline のバージョンを 0.2.8.pre.11 に更新しています。
[98d9a7e435] aycabta 2021-10-09 14:27:45 UTC
irb の gemspec で reline の依存バージョンを 0.2.8.pre.11 に更新しています。
[5805b1472a] aycabta 2021-10-09 14:28:46 UTC
irb のバージョンを 1.3.8.pre.11 に更新しています。
[7f3786c3e8] Nobuyoshi Nakada 2021-10-09 16:20:40 UTC
rubyspec の ObjectSpace.memsize_of_all のテストで引数に Class を渡して Class.new をすると増えるというのを確認するテストとしていましたが、別のところで作られた Class のインスタンス(つまりクラス)が使いすてられてて GC される可能性があるので、無名クラスを Class.new で作って、そのクラスのインスタンスを作ることで確実に成功するように修正しています。
[6678bb6679] git 2021-10-09 16:24:32 UTC
version.h の日付更新
[d25af1f44e] S-H-GAMELINKS 2021-10-03 08:16:58 UTC
numeric の flo_floor() や flo_ceil() から引数の精度を指示する整数を取得する処理を flo_ndigits() という関数として切り出すリファクタリング。
[9cd9eca379] S-H-GAMELINKS 2021-09-26 12:50:38 UTC
rb_proc_call() をほぼ同じ処理をしている rb_proc_call_kw() に委譲するようにリファクタリングしています。
[72797acf6e] Nobuyoshi Nakada 2021-10-10 01:03:21 UTC
.travis.yml の環境変数の設定で TEST_ALL_SKIPPED_TESTS と TEST_ALL_SEPARATED_TESTS の設定を先頭に移動しています。サマリ表示でみえるようにしたいからみたいです。
[3817d1823c] Nobuyoshi Nakada 2021-10-10 01:14:31 UTC
同じく .travis.yml で RUN_SEPARATED_TESTS という環境変数を使っていたのをやめて TEST_ALL_OPTS_SEPARATED が空じゃないかどうかで判定するようにしています。
[f6048e592c] Nobuyoshi Nakada 2021-10-10 01:15:21 UTC
Travis-CI で arm32-linux でのテストのエラーを無視しないように allow_failures から外して、かわりに TEST_ALL_SKIPPED_TESTS=test_interrupt_in_other_thread の設定を追加して既知の通らないテストを skip させるようにしています。
[afb95d1004] "S.H" 2021-10-10 02:40:04 UTC
range.c の step_i() と sym_step_i() から共通の前処理部分を step_i_iter() という関数に切り出すリファクタリング。
[2293547d9b] Nobuyoshi Nakada 2021-10-10 02:41:26 UTC
afb95d1004676f71beb0dab389b19695728726e5 の続きで step_i_iter() にもう少し処理を移動させています。
[e2017f8c7c] Nobuyoshi Nakada 2021-10-10 02:45:50 UTC
Range#step の実装でいくつかの分岐で使われる同じような変数の宣言をそれぞれの分岐のブロック内で宣言してたのを外のスコープで宣言するように変更しています。
[fb9ea391cf] Nobuyoshi Nakada 2021-10-10 09:30:33 UTC
テスト用ライブラリの tool/lib/test/unit.rb でテストの実施順序の指定のデフォルトを :random にするようにしています。
[cec61d16d2] Nobuyoshi Nakada 2021-10-10 10:23:52 UTC
テストの実施順序の指定の実装で MJIT のテストを先に実施する処理をモジュールとして切り出して random と sorted の時にも MJIT のテストを先に実施するようにしています。
[b56bb0cf9b] Kazuhiro NISHIYAMA 2021-10-10 11:14:37 UTC
gems/bundled_gems の net-smtp のバージョンを 0.2.2 に更新しています。
