今日は YJIT の不具合修正や String#dedup メソッドの alias としての追加などがありました。
[8fa9e168be] Nobuyoshi Nakada 2022-05-20 14:02:10 UTC
標準添付ライブラリ net/http で例外クラスとして Net::HTTPServerException を定義して別名として定数 Net::HTTPClientException にも代入していたのを逆にしています。 また Net::HTTPServerException は rdoc でドキュメント化されないように :nodoc: タグを付けています。
[11336c7ddb] git 2022-05-20 15:42:07 UTC
version.h の日付更新
[65122d09d5] Jean Boussier 2022-02-21 11:17:02 UTC
String#dedup というメソッドを単項演算子メソッドの String#-@ の alias として追加しています。 [ruby-core:107682] [Feature #18595]
[3bceae0fad] Yudai Takada 2022-05-20 21:45:46 UTC
sample/drb/README.rdoc の typo 修正。 https://github.com/ruby/ruby/pull/5925
[a97fbc108b] Koichi Sasada 2022-05-20 09:00:49 UTC
8655c2e69041cc812d30c2e951a8ac9ea7a60c47 や b4f58ea3008e3e86bdc931407c68c6e0497ef078 で USE_RUBY_DEBUG_LOG マクロを指定してビルドした時に有効になるデバッグログの蓄積で使う環境変数 RUBY_DEBUG_LOG_FILTER によるログのフィルタリングで指定した単語(部分文字列)を除外する指定もできるようにしています。
[50bad7159a] Noah Gibbs 2022-05-20 23:39:37 UTC
String#to_s を再定義してしまった場合に YJIT を使っていると SEGV する恐れがあったようなので対応を追加しています。生成した命令を後で invalidate するためにジャンプ命令に書き換える余地が足りなかったとのことで nop 命令を追加しているのがおもしろいですね。 https://github.com/ruby/ruby/pull/5920
[6c7e2617d1] ydah 2022-05-20 21:24:41 UTC
doc/optparse/option_params.rdoc の typo 修正。
[aef36bb933] Burdette Lamar 2022-05-20 23:55:43 UTC
標準添付ライブラリ fileutils の主に FileUtils.cp_lr の rdoc の手直し。
[ead96e7b44] Takashi Kokubun 2022-05-21 04:31:00 UTC
テストファイルの test_jit.rb などを test_mjit.rb と MJIT のテストであることがわかるようにしています。
[8b2ff2acdd] Takashi Kokubun 2022-05-21 04:34:46 UTC
ead96e7b44b98bef4896d836239345012821f1d2 で改名したテストファイル test/ruby/test_rubyvm_mjit.rb で定義しているテストクラス名も TestRubyVMMJIT に変更しています。
[6ba394ce30] git 2022-05-21 07:07:14 UTC
bundled gems の rbs のバージョンを 2.5.0 に更新しています。 NEWS の bundled gems のバージョンリストも更新しています。
