ruby-trunk-changes 2022-08-03 - ruby trunk changes

今日は正規表現の MatchedData を作る時の最適化や rubygems/bundler の更新などがありました。

bundler で不要な Array#uniq の呼び出しを削除。

doc/contributing/testing_ruby.md の英語および make btest の BTESTS 変数の指定のサンプルを増やしています。

正規表現のマッチをした時の MatchedData オブジェクトを特殊変数に入れる時に不要なコピーが行なわれていたのを抑制する最適化。

version.h の日付更新

拡張ライブラリ date の rdoc 用コメントの手直し。

拡張ライブラリ date の rdoc 用コメントの手直し。

rubygems で Gem::Specification#version が nil の時にエラーにならず警告を出力して動かすようにしているようです。

rubygems で gem の platform の対応のチェックの修正みたいですがよくわからず。

拡張ライブラリ bigdecimal の gemspec ファイルの spec.license の項目を "Ruby" と "bsd-2-clause" の dual license にしています。

f33b2ae918aff36518540244ac57e7f9c4de4af9 の続きで bigdecimal の gemspec ファイルの spec.license の項目を spec.licenses に変更しています。

rubygems と bundler に upstream から最新版をマージしています。

bundler の bundle outdated の --strict オプションの波及がしてなかったところを修正しています。

bundler の --filter-strict と --strict オプションの alias 関係を逆にしています。

e3aabe93aae87a60ba7b8f1a0fd590534647e352 で追加した Thread::Queue#pop の timeout キーワード引数のテストの Thread leak の修正と join する待ち時間を少し伸ばしています。