今日は主に拡張ライブラリ date のコンパイラ最適化による GC mark 漏れからの保護の修正やドキュメントの修正などがありました。
[5980f14e88] Nobuyoshi Nakada 2024-06-02 11:06:01 UTC
doc/contributing/building_ruby.md の行の折り返し整形。
[7e52e3e3f7] Nobuyoshi Nakada 2024-06-02 12:07:29 UTC
doc/contributing/building_ruby.md ビルドに必要な外部ライブラリのリンクを footnote を利用して追加しています。
[1f8c45aa51] Nobuyoshi Nakada 2024-06-02 12:27:03 UTC
doc/contributing/building_ruby.md の 3eba84fba015f82fe4ed48ca32450c48a771942f で追記した GNU make 4以降を推奨する注意書きに footnote を利用するようにしています。
[e1c9e6244b] "Daisuke Fujimura (fd0)" 2024-06-02 12:22:39 UTC
debug_counter.h で自分自身を include する時に #include に __FILE__ マクロを指定していたのを debug_counter.h と決め打ちのファイル名を書くようにしています。なぜだろ。
[d05d03b186] Tanaka Akira 2024-06-02 14:24:08 UTC
IO.select の rdoc 用コメントの timeout 引数に整数を受け付けると書かれていたのを Numeric として Float なども受付けることを明記しています。
[b346eb8f14] Yusuke Endoh 2024-05-31 02:46:36 UTC
拡張ライブラリ socket の名前解決を別 pthread で実行するための pthread_create(3) がエラーを返した時に rb_getaddrinfo() や rb_getnameinfo() から返す値を EAI_AGAIN から EAI_SYSTEM に変更しています。 EAI_AGAIN のエラーが CI で発生するのだけど実際に getaddrinfo(3) がエラーを返したのかなんらかの理由で pthread の作成に失敗したのか区別がつかないのでその調査のためみたいです。
[036d0cdbc6] "dependabot[bot]" 2024-06-03 02:12:31 UTC
GitHub Actions の workflows で利用している github/codeql-action アクションのバージョンを更新しています。
[ca2170e69f] Tanaka Akira 2024-06-03 03:24:55 UTC
doc/syntax/literals.rdoc の % 記法によるリテラルでデリミタが (), {}, [] などのかっこ系の開きと閉じの対応があるものの場合リテラル内部でネストした開きかっこを書くことができ、その場合は対応する閉じかっこの認識がネストする(開いたぶんのかっこを閉じるまでリテラルと判定される)ことを追記しています。そういえばそういう挙動だったような気もするけどちょっと気をつけないといけないですね。ところで <> でのサンプルの結果が [] になってますね
[d50404d6fe] Hiroshi SHIBATA 2024-06-03 05:19:49 UTC
5611e249e10bf95d48bbf27674bbb6b1fe588b5e の tool/sync_default_gems.rb での strscan の同期処理でドキュメントだけのファイルを doc/strscan に移動するようにした変更を revert しています。
[77e5e06846] Nobuyoshi Nakada 2024-06-03 01:45:16 UTC
拡張ライブラリ date の関数で関数内で新規に作られる VALUE をコンパイラの最適化による GC mark 漏れから保護するため RB_GC_GUARD() を追加しています。
[cb6dcc7746] p0pemaru 2023-08-14 12:40:21 UTC
Date#- の rdoc 用コメントの Date 同士の減算時の戻り値が Rational クラスのインスタンスになることを明記しています。
[ac62adadc0] Takashi Kokubun 2024-06-03 05:35:06 UTC
GitHub Actions の RJIT のテスト用 workflow でテスト時のオプション -v を渡す指定を削除しています。
[61af722d4e] Tanaka Akira 2024-06-03 05:37:32 UTC
ca2170e69f454259c612143a8c3bf6ab576d7f4d の doc/syntax/literals.rdoc の % 記法リテラルのサンプル追記の typo を修正。
[631449ac6b] nagachika 2024-06-03 11:59:04 UTC
f9a9035b98526b8b50587ab7959cc1d2292f5b7f の README.md の変更に追随して README.ja.md でも Cirrus CI のバッジを削除しています
