ruby-trunk-changes 2024-08-05

今日は主に標準添付ライブラリ optparse や uri の修正などがありました。

[7d5cb4573d] Ricardo Trindade 2024-08-04 14:53:44 UTC

irb のテストで実行している ruby のバージョンが古い時に skip するためのチェックの対象バージョンが 2.7.0 とかなり古かったのでもうチェックを削除しています。 https://github.com/ruby/irb/pull/985

[cbc40bb130] Stan Lo 2024-08-03 10:29:40 UTC

標準添付ライブラリ rdoc の upstream から最新版をマージしています。

[a35d324862] fatkodima 2024-08-05 02:28:01 UTC

標準添付ライブラリ optparse で OptionParser#parse のキーワード引数 into を指定した時オプションの引数の型 Array が指定されたオプションのコールバックで配列に分解された引数を splat してブロックパラメーターに渡してたのを配列のまま渡すように修正しています。

[7285e76493] David Rodríguez 2024-06-26 11:11:16 UTC

よくわかりませんが bundler の platform の対応で TruffleRuby 向けの対応を修正しているようです。

[f4a23d96e2] "dependabot[bot]" 2024-08-05 02:49:54 UTC

GitHub Actions の workflows で利用している actions/upload-artifact アクションのバージョンを更新しています。

[5258e8b1cd] David Rodríguez 2024-08-02 14:40:41 UTC

lib/bundled_gems.rb で警告メッセージの出力に receiver なしの warn メソッド呼び出しをしていたのを Kernel.warn と明示するようにしています。require が呼ばれる場所に別の warn メソッドが定義されているとそれが呼ばれてしまうためとのこと。Module#define_method にブロック渡しで require メソッドの上書きを定義しているけどそれでも呼び元が関係するのかな?

[b59cbcf183] Hiroshi SHIBATA 2024-08-05 06:11:11 UTC

tool/sync_default_gems.rb で標準添付ライブラリ resolv の同期処理で空っぽになってた Windows 向けのライブラリのディレクトリを削除するようにしています。

[a82976bc90] Hiroshi SHIBATA 2024-08-05 07:35:53 UTC

標準添付ライブラリ uriURI.split, URI.parse, URI.join などの特異メソッドで呼び出す parser として URI::RFC3986_PARSER が明示されていたのを URI::DEFAULT_PARSER に変更しています。今は少し前に変更されて DEFAULT_PARSER が RFC3986_PARSER なので同じことですが、以前からこれらのメソッドでは RFC3986_PARSER を使っていたようですね。

[9d86864a6d] Josh Soref 2022-03-29 01:17:51 UTC

標準添付ライブラリ uri の例外メッセージの空白の追加。