ruby-trunk-changes r32576 - r32578

今日でいよいよ最後の RubyKaigi も最終日。参加されたみなさんお疲れさまでした。スタッフ、スピーカーのみなさんありがとうございました。感想はまた後日書きます。今日もコミットはありました。拡張ライブラリ curses の機能追加と psych のパース時の不具合修正(仕様変更?)です。

shugo:r32576 2011-07-18 00:10:06 +0900

curses の newpad() 関数のラッパを追加しています。 pad というのは window のようなもので内容をスクロールして表示領域以上のデータを持つことができるものだそうです。そこで Curses::Pad というクラスを Curses::Window のサブクラスとして新たに導入しています。wrap する構造体は Windows と同じで struct windata という構造体をそのまま流用していて、Curses::Pad#refresh や Curses::Pad#noutrefresh というメソッドに表示する領域を指定する引数を追加するようにしています。 [ruby-core:37206] [Feature #4896]

svn:r32577 2011-07-18 00:10:09 +0900

version.h の日付更新。

tenderlove:r32578 2011-07-18 13:38:37 +0900

Psych が YAML をパースする時に存在しないアンカーへのエイリアスがあった時に単に nil にしていたのを Psych::BadAlias という 例外を発生させるようにしています。