ruby-trunk-changes r47740 - r47746

今日は C のコーデイングスタイルの変更や win32ole で TypedData を利用するようにする変更などがありました。

hsbt: r47740 2014-09-30 09:51:47 +0900

make update-config_files ターゲットを config.guess と config.sub への依存関係にしていたのをやめて、常に tool/downloader.rb を使うようにしています。 tool/downloader.rb 内で更新時刻チェックをしているので、ここでファイルの存在やタイムスタンプを確認する必要がなくなったのですね。

svn: r47741 2014-09-30 09:51:57 +0900

version.h の日付更新。

nobu: r47742 2014-09-30 10:17:01 +0900

r47740 の続き。 tool/downloader.rb に -e オプションを渡して既にファイルが存在していたらダウンロードしないようにしています。 gitweb が Last-Modified ヘッダを返さないので毎回ダウンロードしてしまうんだそうです。

nobu: r47743 2014-09-30 10:17:05 +0900

r47740、r47742 のさらに続き。update-config_files や update-unicode およびその他の依存関係を持たないターゲットを PHONY をつけています。

nobu: r47744 2014-09-30 14:25:32 +0900

関数の宣言で無引数の関数の時に int func() ではなく int func(void) と明示的に void を書くようにスタイルを統一しています。

nobu: r47745 2014-09-30 17:29:02 +0900

拡張ライブラリ digest で内部的に利用する struct RData 型のオブジェクトの klass に 0 を渡して ObjectSpace から Ruby レベルで見えないようにしています。

suke: r47746 2014-09-30 18:47:38 +0900

拡張ライブラリ win32ole でも WIN32OLE_TYPELIB の実装に struct RData のかわりに struct RTypedData を利用するように変更しています。