ruby-trunk-changes r58211 - r58220

今日はビルドプロセスの変更や警告除去、ドキュメントの修正などがありました。

sorah: r58211 2017-03-29 20:33:59 +0900

string.c の rb_str_upcase_bang() にて if の条件部のかっこを追加して警告を除去しています。 https://github.com/ruby/ruby/pull/1570 [ruby-core:80471] [Bug #13387]

mame: r58212 2017-03-29 20:49:39 +0900

標準添付ライブラリ shell の shell/command-processor.rb の変数名 typo などを修正。実行時にメソッド名のリストと RubyVM::InstructionSequence にコンパイルしてメソッド呼び出しの名前を比較して存在しないメソッド呼び出しになっているのをチェックするプログラムを書いてみつけたそうです。

stomar: r58215 2017-03-30 04:12:01 +0900

doc/syntax/methods.rdoc の typo や英文法の修正。

svn: r58216 2017-03-30 04:12:02 +0900

version.h の日付更新。

nobu: r58217 2017-03-30 15:44:27 +0900

Makefile のルールから git のリポジトリを更新する処理を tool/git-refresh というシェルスクリプトに切り出しています。

nobu: r58218 2017-03-30 16:04:14 +0900

r58217 で追加された tool/git-refresh で git rev-parse を利用していたのをやめています。 TravisCI で git コマンドが古くて期待したように動かなかったそうです。

nobu: r58219 2017-03-30 16:16:20 +0900

.travis.yml で環境変数 RUBYSPEC_PULL_REQUEST が定義されていたら spec/rubyspec に rubyspec の指定された pull request のブランチをチェックアウトするようにしています。

nobu: r58220 2017-03-30 16:25:13 +0900

.travis.yml で make のターゲット test test-all test-rubyspec の実行に -s オプションを追加してメッセージを抑制するようにしています。