タブーを考察

わたしは、結構極端な原理主義的思想をもてあそぶほうです。最近では簡単に口にしないようにしていますが、シンプルな(そして往々にして危険視される)原理というのにあこがれる傾向があるようです。最近でこそ多様性が重要だなんて言ってますが、それを受け入れるのはなかなか大変です。

さて川合さんのPractical Schemeに新しい翻訳記事がアップされています。

http://www.shiro.dreamhost.com/scheme/trans/say-j.html

以前も紹介したデザインとリサーチ ---Design and Research--- の著者でスパム対策のベイジアンフィルタの考案者Paul Graham氏の記事の翻訳です。

今回のテーマは「今はタブーとされているようなことでも、百年後は当たり前になっているアイデアとは何かを探すこと」です。タブーとされていること、誰も考えようとしないことには新しい価値を生み出すものが含まれている可能性が高いからそれを見つけるためにどうすればいいか、ということでした。

ちょっと分かりにくいテーマですが個人的にはいろいろ思い当たる節もあったので面白かったです。はばかってなかなか言いにくいことをよく考えているもので。

こういった面白い記事をコンスタントに訳しておられる川合さんに感謝します。