ruby-trunk-changes r53813 - r53818

今日は主に URI#find_proxy の環境変数 no_proxy の対応の機能拡張などがありました。

nobu: r53813 2016-02-13 11:00:54 +0900

URI のテストで環境変数 no_proxy の指定がドメイン名の場合の URI#find_proxy のテストケースを追加しています。

svn: r53814 2016-02-13 11:00:55 +0900

version.h の日付更新。

nobu: r53815 2016-02-13 16:52:25 +0900

URI#find_proxy についてのテストのテストメソッドが巨大だったのを細かく分割しています。

nobu: r53816 2016-02-13 17:12:21 +0900

標準添付ライブラリ uriURI#find_proxy で環境変数 no_proxy の先頭の "." や空白を許容するようにしています。 https://github.com/ruby/ruby/pull/285 [ruby-core:54542] [Feature #8317]

nobu: r53817 2016-02-13 17:31:12 +0900

標準添付ライブラリ uriURI#find_proxy で CIDR (IP アドレスのブロック表記)での指定を受け付けるようにしています。 10.0.0.0/8 みたいなネットマスク付きの表記ですね。 [ruby-core:73769] [Feature #12062]

akr: r53818 2016-02-13 21:45:59 +0900

Hash#invert の rdoc 用コメントに、values に重複したオブジェクトがなければ invert を2回繰り返したら元の Hash に戻る、という例を追加しています。また重複がなければ invert で size が変わらないということも追記されています。 Twitter 上で Hash#invert の重複を考慮した版(結果の values が配列になる)が欲しいという話題が盛りあがった中で出てきた例をドキュメントに追加したものだと思われます。