今日は ENV の実装で環境変数名の大文字小文字が無視される環境のための修正などがありました。
[e042380e0e] Kazuki Tsujimoto 2020-04-18 11:42:00 UTC
75f6d7064413851422de1782a6fdefcce6876aec に追随して doc/maintainers.rdoc に書かれている power_assert の upstream の url も更新しています。
[08529a6115] Nobuyoshi Nakada 2020-04-18 11:39:07 UTC
ENV.replace で環境変数の書きかえする時に環境によっては環境変数は大文字小文字を無視するのでそれを考慮した削除をするようにしています。 [ruby-core:97941] [Bug #16798]
[afe997857e] aycabta 2020-04-14 17:10:27 UTC
標準添付ライブラリ reline の Reline::LineEditor の private メソッド search_history を incremental_search_history に改名しています。
[08c1c3f220] aycabta 2020-04-14 17:23:24 UTC
同じく標準添付ライブラリ reline の LineEditor のメソッド ed_search_prev_history/ed_search_next_history を vi_search_prev/vi_search_next に改名しています。
[1e4efbb6d3] aycabta 2020-04-16 19:31:26 UTC
08c1c3f2203592c219c6068ea05fb5d583493a25 の改名にあわせてテストメソッド名も改名しています。
[bea3e31e5f] aycabta 2020-04-16 18:03:12 UTC
Reline::LineEditor に 08c1c3f2203592c219c6068ea05fb5d583493a25 で改名したのとは別に ed_search_prev_history メソッドを追加しています。
[db0d850d4e] aycabta 2020-04-16 19:38:47 UTC
同じく Reline::LineEditor に 08c1c3f2203592c219c6068ea05fb5d583493a25 で改名したのとは別に ed_search_next_history メソッドを追加しています。
[67e4d5e623] Nobuyoshi Nakada 2020-04-18 11:45:39 UTC
ENV のテストで 2つの環境変数を表した Hash を比較するメソッドで環境変数名の大文字小文字を無視する環境で値のほうも大文字小文字無視して比較するようになってたのを修正。
[ec4e57cae0] Nobuyoshi Nakada 2020-04-18 11:58:35 UTC
環境変数の削除時の関数 env_delete() から環境変数削除時の副作用処理を reset_by_modified_env() として切り出して env_aset() で個別に対応してたのをこれを呼び出すようにリファクタリングしています。現状だと具体的には環境変数 TZ が消された時の処理だけです。
[97e8c72e56] Nobuyoshi Nakada 2020-04-18 12:30:11 UTC
セットされている環境変数を文字列オブジェクトの配列として取り出す env_keys() で引数を追加して TRUE を指定したら環境変数名をエンコード変換せず UTF-8 として取り出すようにできるようにしています。rb_env_clear() と env_replace() では取り出した文字列をそのまま比較するために使うので変換する必要がないため。
[0a986b81e1] Nobuyoshi Nakada 2020-04-18 12:30:53 UTC
ENV.clear の実装で各環境変数の値を実際にクリアする処理を env_replace() を呼ばずに直接を呼ぶようにしています。 String 化を無駄に2度繰り返してるのを省くため。
[cf332f688b] git 2020-04-18 15:35:20 UTC
version.h の日付更新
[c0b9326749] MSP-Greg 2020-04-19 00:35:19 UTC
GitHub Actions の MinGW 向けの設定 .github/workflows/mingw.yml で MSP-Greg/actions-ruby のかわりに MSP-Greg/setup-ruby-pkgs というプラグインを利用するように変更しています。 https://github.com/ruby/ruby/pull/3042
[2832ba80d6] Takashi Kokubun 2020-04-19 01:39:32 UTC
70b7304f036a55d526e3c67fe31ad3ce949ae13f で追加した AppVeyor の VC での MJIT 用 precompiled header 作成がうまくいかない場合の skip 用のチェックで MJIT を試した時の標準エラー出力のメッセージをチェックしていたところは標準出力のほうに出力されててたようなので修正しています。