先週から、そろそろLinux Kernel 2.6の導入に手を出そうかなともくろみつつ動き始めていました。
で、一応コンパイルはしたものの、モジュール周りの変更があるは、先日導入したばかりのnvidiaのモジュールが2.6では動かないは結構一筋縄ではいかなかったです。まだnvidiaに関しては対策中。
ところが2.6のビルド中にカーネルコンフィグの設定をいじっているときに、HDDのDMA設定についての項目でふと手が止まりました。
わたしは現在2.4系のカーネルを使用しているのですが、ATA133対応のHDDドライブを使用していて、マザーボードのIDEコントローラも対応しているにもかかわらず、DMA設定ができなかったのです。ところが今回コンフィグしながら、「CONFIG_BLK_DEV_VIA82CXXX」の項目をチェックした記憶がないことに気がついたのです。
もしかして……。と思いつつチェックしてみると、確かに2.4の現役カーネルの設定に上記項目は漏れています。まさかこんな定番ミスを犯していたとは。早速2.4版も再コンパイルし、ついでにdebパッケージ化にも挑戦してみたところ、起動時に自動でDMAモードに設定されました。
hdbenchで計測してみたところReadが41775KB/s、Writeが37854KB/s。あー、間違いなくこれまでここがボトルネックになってたな。