rubygems のテストがソースツリー以外のディレクトリでビルドするとエラーになることの修正と、型関係の警告除去が行なわれています。
naruse:r31141 2011-03-22 06:23:42 +0900
64bit 整数を 32bit 整数の変数へ代入していたり比較していたりするため、環境によってコンパイラが警告を出しているところなどに明示的なキャストをつけて警告除去しています。
naruse:r31142 2011-03-22 06:42:23 +0900
もうひとつ、date_core.c の型の警告除去および lib/test/unit/parallel.rb の未使用のローカル変数の除去。
naruse:r31143 2011-03-22 06:45:11 +0900
r31142 の ChangeLog のエントリに date_core.c のほうが記述されていなかったので追記。
naruse:r31144 2011-03-22 06:49:00 +0900
date_strftime.c の 64bit から 32bit への代入の警告除去。
svn:r31145 2011-03-22 09:22:46 +0900
version.h の日付更新。
naruse:r31146 2011-03-22 10:08:49 +0900
Float#round で 10**n の計算をするのに while ループで乗算していたところを pow() を使用するように変更して高速化しています。 [ruby-core:35526] [Bug #4510]
naruse:r31147 2011-03-22 10:59:18 +0900
Gem::TestCase という rubygems のテスト用のクラス(?)の @@project_dir クラス変数の設定を test/runner.rb に追加しています。ソースツリー以外でテストした時に rubygems のテストが失敗するのが修正されています。
nahi:r31148 2011-03-22 13:39:04 +0900
openssl/buffering.rb から require "openssl" を削除。またその他の openssl/ の下のファイルでも既にコメントアウトした状態にしていた require "openssl" と注意書きのコメントを削除。
akr:r31149 2011-03-22 20:09:43 +0900
ext/openssl/ruby_missing.h の関数マクロの引数にかっこをつける修正です。
関係ないですけど openssl/ruby_missing.h には標準添付されているライブラリとしては存在意義の疑わしいマクロが散見されますね。多分独立して配布されていた頃の名残りなのでしょう。