ruby-trunk-changes r52876 - r52885

今日は昨日の fstring と taint の修正の再修正、RubyGems の更新、文字コードの大文字小文字の対応の漏れ修正などがありました。

nobu: r52876 2015-12-04 11:22:44 +0900

Thread#name= で ASCII 文字以外の文字を含む文字列が渡されたら例外を発生させるようにしています。

svn: r52877 2015-12-04 11:23:25 +0900

version.h の日付更新。

naruse: r52878 2015-12-04 13:10:00 +0900

r52872 の fstring を taint しないようにする変更でテストが失敗するようになっていたので revert しています。

nobu: r52879 2015-12-04 14:42:12 +0900

r52872 で失敗するテストを KNOWNBUGS.rb に追加しています。

hsbt: r52880 2015-12-04 15:21:53 +0900

RubyGems を 2.5.0 の最新版に追随させています。依存関係の pre release バージョンの扱いの修正などが含まれているようです。 https://github.com/rubygems/rubygems/pull/1396 https://github.com/rubygems/rubygems/pull/1397 https://github.com/rubygems/rubygems/pull/1398 https://github.com/rubygems/rubygems/pull/1399

nobu: r52881 2015-12-04 16:32:05 +0900

RB_FL_SET_RAW(), RB_FL_SET(), RB_FL_UNSET_RAW(), RB_FL_UNSET(), RB_FL_REVERSE_RAW(), RB_FL_REVERSE() などの struct RBasic::flags を操作するマクロの戻り値というか展開時に (void) へのキャストを追加するようにしています。

nobu: r52882 2015-12-04 16:48:22 +0900

r52872 の rb_obj_as_string() の再適用。 FL_TEST_RAW() とまちがえて FL_SET() でフラグをセットしてしまっていたので修正しています。ああー typo でしたか…(気がつかなかった)。 また r52879 で追加しておいた KNOWNBUGS.rb のテストは削っています。

duerst: r52883 2015-12-04 18:57:59 +0900

enc/iso_8859_4.c に U+014A と U+014B の大文字小文字関係の指定を追加しています。 Ŋ と ŋ という文字のことみたいですね。

duerst: r52884 2015-12-04 19:52:54 +0900

enc/iso_8859_13.c にも Ø と ø , Ŗ と ŗ , Æ と æ といった文字対に大文字小文字の対応関係を追加しています。

svn: r52885 2015-12-04 19:53:16 +0900

r52884 の変更の行末の空白除去。