今日も parse.y のリファクタリングや WEBrick の DoNotReverseLookup 設定のデフォルト値の変更などがありました。
nobu: r55876 2016-08-12 12:29:49 +0900
parse.y の backref_assign_error() を assign_error() と backref_ を削っています。
nobu: r55877 2016-08-12 12:29:50 +0900
parse.y の定数定義の const_decl() マクロの内容を const_decl_gen() という関数に切り出しています。 ripper と parser で実装方法を揃えているみたいです。
nobu: r55878 2016-08-12 12:50:33 +0900
RubyVM::InstructionSequence.compile で r54189 あたりでコンパイル時に SyntaxError 例外を発生させる時のメッセージの組み立てかたをリファクタリングした時に2つ以上のエラーがあって追記する時に余分な改行を追加していたのを修正しています。 [ruby-core:72711] [Feature #11951]
nobu: r55879 2016-08-12 12:55:16 +0900
r55863 の ChangeLog エントリの名前をパッチに書かれていた名前の表記に変更しています。 [ruby-core:66814] [Feature #10594]
naruse: r55881 2016-08-12 21:08:13 +0900
標準添付ライブラリ webrick の WEBrick::Config::General のデフォルトの設定で :DoNotReverseLookup を false から true に変更しています。 accept した TCPSocket の do_not_reverse_lookup に設定する値で IP アドレスからの逆引きで時間がかかるのを抑制します。 [ruby-core:45527] [ruby-core:45514] [Feature #6559]
