ruby-trunk-changes 2021-11-03 - ruby trunk changes

今日は拡張ライブラリ socket のビルド時の関数チェックのミス修正やドキュメントの修正などがありました。

拡張ライブラリ socket の extconf.rb で if_indextoname() や if_nametoindex() の関数宣言の存在チェック時にヘッダファイルの指定が抜けていて正しく存在チェックできていなかったのを修正しています。

String#slice!, #sub, #sub!, #gsub, #gsub! などのメソッドの rdoc 用コメントの説明を String クラスの説明内に移動したりしています。 https://github.com/ruby/ruby/pull/5060

version.h の日付更新

ae2359f602bb467ca755eef02d73d361d35eaed7 の String クラスの rdoc 用コメント変更で文字列置換系のメソッドで置換後文字列内の "\0" の説明が消されてたところを復活させ、また冗長なサンプルを削ったりしています。

configure で emscripten 向けのビルド時に shutdown() 関数の存在をないこととしてビルドするように指定を追加しています。

rubygems の gem fetch サブコマンドでダウンロードするバージョンの決定方法を少し変更しています。コミットログによると gem install と一致するようにしてるみたいです。

sample/drb/README.rdoc と sample/drb/README.ja.rdoc の typo 修正。

テスト test/optparse/test_did_you_mean.rb のテストメソッド名の英単語の typo 修正。