今年最後の映画を観てきました。京極夏彦人気シリーズの映画化第2弾。
テンポの良さは抜群。少々だれぎみで鑑賞していても、二転三転してなかなか収束しないストーリもものともせずに引き込むスピード感があってかなりカバーされている。随所で差し込まれる些細な小ネタがまたいい。
それから黒木瞳が出演している。これは大きなプラス要素ですねぇ。
しかしまあ、長い。原作も長い(厚い)けど。そしてさすがにこのストーリはもうすこしなんとかならないものだろうか。これ映画にする必要あったのだろうか。原作ファンにそっぽを向かれ、未読者にはつまらないと評される、そんなものになってる気がする。
今年最後にしてはちょっと残念感の残る作品でした。