ruby-trunk-changes 2019-10-07

今日は Array#intersection というメソッドの新規追加と reline の更新などがありました。

[309f6a7726] aycabta 2019-10-02 10:56:55 UTC

標準添付ライブラリ reline のテストで assert_equal の引数の expected と actual が反対になってたのを修正しています。

[136116819e] aycabta 2019-10-05 14:46:16 UTC

標準添付ライブラリ reline の Windows 版で JRuby で使っている時に Win32API を標準添付のものを使うようにしています。これなんで CRuby では使ってないんだろう。

[a9e9cd2036] aycabta 2019-10-05 15:52:20 UTC

標準添付ライブラリ reline の Reline::LineEditor で出力の flush を数カ所追加しています。

[d4ec37f69e] git 2019-10-07 05:16:12 UTC

version.h の日付更新

[c8542ab484] Prajjwal Singh 2019-10-07 05:12:29 UTC

Array#intersection という複数の配列の重複した要素のみからなる Array を返すメソッドを新規追加しています。配列内で複数個重複している場合は 1つにまとめられるようです。なるほどなー。内部的には Array#& メソッド相当の関数を繰り返し適用するようになっています。 [ruby-core:94855] [Feature #16155]

[f4252f6496] aycabta 2019-10-07 05:21:38 UTC

標準添付ライブラリ reline のバージョンを 0.0.3 に更新しています。

[bb86611c9b] Kazuhiro NISHIYAMA 2019-10-07 10:03:06 UTC

tool/make-snapshot の -s3 オプションを削除しています。 S3 へのアップロードは別途 ruby/actions の GitHub Actions でやるようにしているので不要になったため。

[96753e8475] Kazuhiro NISHIYAMA 2019-10-07 10:05:42 UTC

tool/make-snapshot でパッケージ作成中に info.yaml と info.json というファイルを生成するようにしています。これは www.ruby-lang.org のリリース時の releases.yml に追記するための情報を出力するためのものです。

[3374e1450c] Kazuhiro NISHIYAMA 2019-10-07 10:33:33 UTC

96753e8475ee69537134ab3d966c3d25cb5c467c の続きでファイルに書き出すのと同時に標準出力にも info.yaml と info.json の内容を出力するようにしています。出力時のヘッダ部分の YAML: <->JSON: が反転しているようですね。