- 作者: 神林長平
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1993/09/01
- メディア: 文庫
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敵は海賊シリーズの久しぶりの新刊「正義の眼」を買う時についでに一冊だけ未読だった「不敵な休暇」を買ってきたのをやっと読了。
これは一番面白い巻だったかも。チーフ・バスターが目立つ話。
いつものような軽妙な掛け合いもさることながら、今回は主要キャラクター(アプロ除く)が心情を独白するシーンが前半の大部分を占めています。これはこれで貴重ながらもちともっさりと話が停滞していますが、そこクライマックスの盛り上りがすごい。匋冥とアプロの一騎打ちが長い。あとアプロが化け物すぎ。
ラストの大団円的な描き方がちょっと珍しいけど、オチのつけかたがいかにも敵は海賊シリーズ。ほんとにこのシリーズ好きだ。