ruby-trunk-changes 2019-05-06

今日は標準添付ライブラリ optparse で設定ファイルを読み込むパスで環境変数 XDG_CONFIG_HOME を参照するようにする変更などがありました。

[f1b0db2c70] Nobuyoshi Nakada 2019-05-06 11:02:12 +0900

5776ae347540ac19c40d146a3566a806cd176bf1 の String の casemap の Encoding 判定のリファクタリングを revert しています。 Encoding の最大のバイトサイズで分岐してたけど UTF-8 は最大は1ではないので誤判定になっていました。最小のバイトサイズと勘違いしてたらしい。

[970a25b104] git 2019-05-06 11:08:03 +0900

version.h の日付更新。

[7e72ce0f73] Nobuyoshi Nakada 2019-05-06 15:30:44 +0900

標準添付ライブラリ optparse で ~/.options/ というディレクトリ配下のファイルをオプションの設定として読み込んで処理するという機能があったのですが(知らなかった)、Haiku という BSD 系の OS では $HOME にピリオドではじまるファイルやディレクトリを置いてはいけない(本当に?)というガイドラインがあるそうで、環境変数 XDG_CONFIG_HOME が設定されていたらこれを $HOME のかわりに使うようにしています。 [ruby-core:92556] [Bug #15828]